Gitのための非公開リポジトリを作成する(Bitbucket編)
3回に分けてご紹介している非公開リポジトリを作成する方法ですが、今回はBitbucketを使用する方法をご紹介します。
- Dropboxを使う方法
- Googleドライブを使う方法
- Bitbucketを使う方法(本記事)
DropboxやGoogleドライブを使用する方法ではファイルストレージサービスのディレクトリをLinux上のディレクトリとしてアクセスし、そこにリモートリポジトリを作成するという形をとりました。
今回はGitホスティングサービスを利用する方法をご紹介します。Gitホスティングサービスには言わずとしれたGitHubやBitbucket,GitLabなどがありますが、非公開リポジトリを作る上ではBitbucketが一番(2016/12/22現在)お得なので、こちらを使います。
Gitホスティングサービスの比較に使用したサイト:
Gitホスティングサービス5選【比較表付き】 | Find Job! Startup
GitHubとBitbucketの比較:Webデザイナーの業務にはBitbucketが向いている | Internet | ウェビンブログ
Bitbucketアカウントを作成
まずはBitbucketのアカウントを作成しましょう。
Bitbucket | The Git solution for professional teams
「うわ!英語かよ!」と思った方、一応、日本語も選べるのですが、ところどころ英語のままの場所があったりします。でもご安心ください。登録は簡単なので読めなくてもほとんど問題ありません。気になる場合は最近NN法によって進化したGoogle翻訳でも使ってください。
まずは「Get started for free」を押してください。
次にメールアドレスを入力して、「Continue」。さらに、設定する名前とパスワードを入力して「Continue」します。
入力したメールアドレスにメールが届いているので、リンクをクリックしてメールアドレスを登録してください。
その後、ユーザー名を登録して「続行」を押してください。
こんな感じの画面が出たと思います。このダッシュボードからリポジトリの管理を行います。
リポジトリを作成
リポジトリを作成するには、ダッシュボードから「リポジトリ」を押します。
すると上のような画面が出るので、「リポジトリの作成」を押します。
- リポジトリ名
- アクセスレベル
- リポジトリタイプ
- プログラミング言語
を設定します。
リポジトリにpush
リポジトリ作成後、「概要」を見ることでコマンドのヘルプが見れます。
「私はゼロからスタートします」を押すと、
$ git clone https://hogehoge_test@bitbucket.org/hogehoge_test/birepos.git $ cd birepos $ echo "# My project's README" >> README.md $ git add README.md $ git commit -m "Initial commit" $ git push -u origin master
と案内されるのでこの通りにやってみます。(hogehoge_testは自分のユーザー名で読み替えてください。)途中、ログインパスワードを聞かれるので、入力します。無事、pushまでできれば
このように表示されます。
commitするときに
Please tell me who you are.
と表示される場合は
$ git config --global user.email "you@example.com" $ git config --global user.name "Your Name"
のようにメールアドレスとユーザーネームを登録してください。
BitbucketはGitホスティングサービスの中でも使いやすく、非公開リポジトリやGitLFSなど機能が充実しています。また、折を見て記事を書きたいと思います。
参考サイト
Bitbucketの使い方を勉強しました - tyoshikawa1106のブログ
ちなみに、学術関係者限定ですが無料でGitHubのプライベートリポジトリを取得する方法もあります。
無料でGitHubのprivateリポジトリを作る方法 - Qiita